北海道日本ロシア協会

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第47回サハリン平和の船に82名

創立40周年を期してユジノサハリンスクで合同慰霊祭

 1985(昭和60)年に開始されたサハリン平和の船は、もともと旧樺太出身者による「ふるさと訪問と墓参」のニーズに応えるものでした。しかし、その後は文化、学術、青少年、経済の分野においても大きな友好交流の役割を果たしてきました。「平和の船」を通して4,300名の方々がサハリンを訪問、また、1991(平成3)年からはサハリン州からの「北海道平和の船」が開始され、すでに2,300名もの州民が北海道を訪問しています。
 今年の第「47回サハリン平和の船」は、ユジノサハリンスク自由プラン、ふるさと訪問オプショナルコースなどに82名が参加しました。
 この中でも障害者施設「協働福祉会」からは4年連続、今年は30名が参加しましたが、福祉会でつくられているYOSAKOI、阿波踊りなどの踊りをユジノサハリンスクの孤児院など二箇所で披露するなど有意義な交流が行われました。
 また、今年は道日ロ協会創立40周年を迎えることから、記念事業の一つとしてユジノサハリンスク市の日本人墓地で死没者合同慰霊祭が開催されました。
 慰霊祭は浦臼町金剛寺米田弘明住職らによって執り行われ、ゾートフサハリン日本協会会長、小池ユジノサハリンスク日本国総領事なども列席しました。

 今回の団長である鈴木道日ロ協会会長は次のように挨拶しました。「創立40周年を迎え、多くの方々のご好意で、慰霊祭を挙行できますことは誠に感激にたえません。樺太は亡くなられた皆さんが築いてきた歴史でもあります。私たちは皆さんが、当時、樺太への開拓にかけたご努力と、こよなく愛した樺太への愛着精神をひとときも忘れてはおりません。
 今日、私たちの友好親善の歩みは一時の不信の時代を乗り越え、両国間の信頼関係及び相互理解の下、着実に前進しています。私たちは今後も「平和の船」の事業として樺太への想いを馳せる方々と一緒に「平和」を運んで、この地、サハリンを毎年訪れることでしょう。この地で亡くなられたみなさん。 未来を見つめて、安らかにお眠り下さい。」


ユジノの孤児院を訪問した協働福祉会


厳かに開催された合同慰霊祭