北海道日本ロシア協会

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第37回 サハリン平和の船

2006年821日(月)〜 825日(金)

第37回「平和の船」を省みて

 今回の37回「平和の船」には、主に故郷訪問を目的とした60名が参加。ほぼ二つの団に別れ、一団は東海岸の北、ポロナイスク(旧敷香)方面に一団の西海岸の北、ウグレゴルスク(旧恵須取)方面へ、それぞれが故郷を目指して二泊三日の旅に出発したのです。

 ユジノサハリンスク市(旧豊原)を出発する朝は、あいにくの雨で、暗いスタートになりましたが、天に向かって天候回復を祈願した甲斐あってか?北に向かう程に初秋の見事な青空が広がり私達を歓迎してくれました。

 私が初めてサハリンを訪問したのは、1989年で、此の度の訪問が八回目となります。六、七年振りの私の目に映ったのは、コルサコフの港の旧態依然とした暗いイメージでした。しかしバスの移動で驚いたのは、町並みが明るく、特にユジノサハリンスク市はネオンが輝きマンションやビルは新装改善されているし、マガジン(店)には商品が豊富に並び、高級ホテルも増えて、著しい経済的発展が見られたことです。しかしその反面、ユジノの市街から離れて故郷に向かう程に、依然として変わらない枯れた村落が点在し、貧富の差を感じた故郷訪問でした。

 「平和の船」は、故郷訪問から始まって37回、今日まで北海道とサハリンの友好交流に発展して、文化、スポーツ、青少年交流等さまざまな交流が継続されています。

 しかし、私が特に明記しておきたいことは、サハリンの各地に20以上の慰霊碑が建立されていることです。

 これは故郷に思いをよせる情熱に燃えた郷人同志が、困難を克服して建立した碑です。

 さて、いつものことながら故郷訪問では、現地の残留日本人との交流は勿論、韓国人やロシア人との語り合う機会もあったと思いますが、それにも増やして参加した皆さんと親しく交わることができたのは、大きな収穫でした。

第37回サハリン平和の船の団長
北海道日本ロシア協会常任幹事 時田 政美

塔路・間宮海峡(左) 旧恵須取神社の石段(右)


旧恵須取神社の鳥居(左) 白浦でカニを食べる参加者(右)


白浦でカニを食べる参加者2(左) ウグレゴルスクのホテル(右)


ウグレゴルスク市(左) ウグレゴルスクのメインストリート(右)